海外に留学する際に、もし現地で大変な病気になってしまったらどうしよう、心配・・・という方も多いのではないでしょうか。
そんな万が一に備えて、日本で念のため予防接種を受ける、という対策もございます。
そこでフィリピン留学では、実際に予防接種が義務付けられているのか、どんな病気のリスクがあるのか詳しくご紹介します。
フィリピン留学に予防接種は必須?
まずはじめにフィリピンへの留学に予防接種が必須かどうかご紹介します。
フィリピンは発展途上国ですので、日本と比べるとインフラが整備されておらず、日本よりも病気への感染リスクは高いのが実情です。
それではフィリピン留学は危険なの?と思われるかもしれませんが、フィリピンにもしっかりとした病院が各地にございますので、ご安心くださいませ。
またフィリピンへの留学には予防接種が義務付けられておらず、ほとんどの留学生が腹痛等の軽い病気をのぞき病気にかかることなく帰国されています。
フィリピン留学で予防接種をされる割合は?
フィリピン留学・First English Global Collegeに実際に留学された留学生で予防接種を受けられた生徒様は、全体の5%前後となります。
全体の5%前後となりますので、ほとんどの留学生は予防接種を受けずに留学されています。
予防接種をされる生徒は5%しかいないの?大丈夫なの?と思いの方もいるのではないでしょうか。
理由としては、予防接種を推奨されている危険な病気にほとんどの留学生がかかることなく、帰国しているということです。
また、小さなお子様との親子留学の場合は、予防接種を受けられる割合は上がります。
フィリピン留学で予防接種を受ける場合に検討する病気は?
ここまでフィリピン留学は予防接種が必須なのか、どのくらいの留学生が予防接種をしてから留学するのか、というポイントをご紹介しました。
続いては実際に予防接種を検討する場合、どのような病気への予防接種を受けるのか詳しくご紹介します。
留学前に必ずチェックしましょう!
1狂犬病
フィリピンや発展途上国で特に気をつけてほしいのが狂犬病です。
日本では海外での感染を除き50年以上国内での感染例はございませんが、海外では感染者が発生している病気です。
犬や猫などの狂犬病に感染している動物に噛まれる・引っかかれることで感染する病気です。
発症してしまうと致死率100%の非常に危険な病気となります。
留学中は絶対に動物に近づかないようにしましょう。
予防接種は15,000円で受けることができます。
2破傷風
傷などから菌が繁殖することで発症する病気です。
フィリピンは衛生面が日本と比べるとあまり良くないため、ちょっとした傷から発症してしまう場合がございます。
日本では幼少期にワクチンを打ちますが、効果は20代までしかないといわれています。
そのため20代後半以上であればワクチンを打つ必要がございます。
料金は3,000円/1回となります。
3
A型肝炎/B型肝炎
A型肝炎/B型肝炎は、ウィルスが混入している水や食べ物を摂取することで感染してしまう病気です。
フィリピンは衛生管理がしていないお店もあり、そのようなお店や屋台から感染してしまうケースがございます。
飲料水に注意する、不衛生なお店に行かない、ということで防ぐことはできますが日本でワクチンを受けることもできます。
ワクチンの料金は15,000円程度です。
4日本脳炎
日本脳炎はアジアで流行している蚊を媒体とした病気です。
特に農村部では注意が必要といわれています。
日本脳炎以外にも、デング熱に感染してしまうリスクがございますので、留学中は長袖を着たり、虫除けスプレーを使用するなど、蚊の対策をしっかりとしましょう。
ワクチンは6,500円となっております。
予防接種まとめ
フィリピン留学の予防接種についてご紹介しましたがいかがでしょうか。
フィリピン留学では、予防接種の義務や予防接種を受けてから留学される方は少なくなっております。
しかし感染リスクがゼロではございませんので、フィリピン留学中に予防や対策をしっかりとすることが重要です。
下記が代表的な対策・予防となりますので確認しましょう!
1)動物に近づかない!触らない!
2)水はミネラルウォーターを必ず使用する!
3)不衛生なエリアやお店に行かない!
4)常備薬を必ず持っていく!
特に動物に近づかない、ということやミネラルウォーター以外を飲まない、ということは重要です。
フィリピンは発展途上国ということを意識して、安全な留学生活を心がけましょう!