フィリピン留学の場合、授業は月曜~金曜日で土日は休校日、自由時間となります。
ですので留学中は様々なアクティビティに参加する機会があります。
セブ島のアクティビティと聞いて何を思い浮かべますか??
オスロブのジンベエザメツアーやモアルボアルのウミガメやイワシを観察するツアーが人気ですが中にはアイランドホッピングをイメージする方も多いのではないでしょうか?
実際にセブ島ではいくつかの種類のアクティビティがあるのですが、今回はその一つであるアイランドホッピングについて紹介をします。
アイランドホッピングについて
アイランドホッピングとは、ボートでいくつかの島を巡るフィリピン特有のマリンアクティビティです。
フィリピンには7,641もの島々があり、中でも離島巡りとも言えるこのアイランドホッピングは留学生や観光客から人気のあるアクティビティの一つです。
今回紹介するセブ島をはじめ、フィリピン全体で見るとパラワン島やボラカイ島などでアイランドホッピングツアーが盛んに行われています。
中でもセブ島でのアイランドホッピングはただ島をいくつか訪れるだけでなく、シュノーケリングや体験ダイビングなどのマリンアクティビティを楽しむことができる点が特徴です。
まずはアイランドホッピングの流れについて説明をしていきます!
ボートに乗って離島へ移動
アイランドホッピングツアーは午前中、朝の時間帯にスタートをすることが一般的です。
指定の時間に指定の場所までツアーの車がピックアップに迎えに来てくれ、集合場所へと向かいます。
(現地集合となっているツアーの場合もありますので、詳細は要確認です)
そこからツアー会社の方や他の参加者さんと合流をした後、ボートに乗って出発します。
集合場所に到着したあとは受付を済ませていきます。
水着に着替えてビーチサンダル等に履き替えます。
ボートの床面は濡れているためサンダルは必須です。
ボートの中はあまり広くはないので、貴重品以外の大きな荷物等は滞在のホテル等に預けた後、乗船した方が良いです。
また、貴重品は自己管理になるため小さなボディバックを持参されることをおすすめします。
シュノーケリングやダイビングを楽しむ
出発からおよそ30分〜45分間くらいボートに乗るとダイビングポイントに到着します。
道中の景色はまさに南国の海そのもの!綺麗なオーシャンビューを間近に楽しむことができ迫力満点です!
体験できるマリンアクティビティはツアーやオプションの申し込み状況によって異なりますが、どれも魅力的なものばかりです。
ここでアイランドホッピングの際に有名なアクティビティについて紹介していきます!
・体験ダイビング
ダイビングをするにはライセンスが必要なのですが、ライセンスが無くてもダイビングができる「体験ダイビング」のコースがあります。事前にしっかりとしたレクチャーを受け、インストラクターが後ろにつきます。水深3〜5メートルの深さを一緒に潜ることができるので安心です。
・シュノーケリング
シュノーケルを装着し、水面または比較的浅い水中を泳ぐアクティビティです。ダイビングと比較してシュノーケル、マスク、フィンのみで参加でき、費用面も抑えることができ人気があります。
・ジェットスキー
水上バイクを使って海上を運転するアクティビティです。スリル感、爽快感、開放感を楽しむことができ、海の中とはまた異なるマリンアクティビティを楽しむことができます。
・バナナボート
バナナ型のボートに乗り、先頭のボートに引っ張られながら楽しむアクティビティです。バナナボートは、一度に乗ることができる人数が多いため大人数で楽しめるアクティビティの一つです。
食事
アクティビティを楽しんだあとは別の島へ移動します。
セブの綺麗な海を満喫したあとは話題が絶えません。
写真を撮ったり、お互いの感想を語り合ったり。
また、一緒に参加をした他の参加者の方とも交流ができ、これもアイランドホッピングの醍醐味の一つです。
オプションによってはドリンク飲み放題やお菓子などの用意もあるため、お話をしながら船の旅を快適に過ごすことができます。
フリータイム&港へ到着
ランチを堪能した後は、自由行動が定番コースとなっています。
ビーチで波音を聞きながらまったりと過ごしたり、探索してお気に入りの場所を探したり、南国気分をのんびりと満喫できます。
また、訪れる島によっては写真映えするフォトスポットもあったりしますので、思い出の写真をたくさん撮ることも可能です。さまざまな楽しみ方があるのもアイランドホッピングの魅力です。
港へ到着
港へ戻ってきた後は各自受付にて料金のお支払いをします。
支払い方法はフィリピンペソの現金払いかクレジットカードどちらかを選べるケースがありますが、ツアーによって対応が異なりますので現金を用意しておくことをおすすめします。
お支払いを終えた後は解散になります。
無料送迎がついている場合は終了後に滞在先までのセンディングがありますので、帰る準備をしていきます。
ホテルの使用料を払っており、デイユースが使用可能な場合はアイランドホッピング終了後プールやラウンジ、レストラン等でゆっくりと滞在することが可能です。
おすすめスポット
次にアイランドホッピングのアクティビティのおすすめポイントについて紹介します。
おすすめポイントはたくさんあるのですが、なんと言っても綺麗な海とセブの離島!
今回はセブの綺麗な海とヒルトゥガン島とナルスアン島とカオハガン島とパンダノン島について紹介します。
セブの綺麗な海
First English Global Collegeが位置するマクタンニュータウンからはセブの中でも比較的海に近いエリアと言えます。
ボートに乗った際の海上から楽しめる青い海と青い空はまさに格別です。
日本ではなかなか味わうことのできない非日常的空間を存分に楽しむことができます。
出発地点である沿岸部分から離れていくにつれて上から見る水面が濃い青色から綺麗なエメラルド色に変わっていくのも見どころの1つです。
次は海中についてです。
シュノーケリングやダイビングでは実際に海の中に入ってアクティビティを体験します。
ダイビングスポット付近は本当に水質が綺麗ですし、水面から見るのと水中から見るのとでは全然違います。
水中に入った途端から目に映る景色がガラッと変わり、あたり一面に綺麗な青色と珊瑚礁が広がっています。
体験ダイビングのアクティビティでは実際に水深3〜5メートルの海底まで潜って行くことができます。
水中での滞在時間はツアーとアクティビティによって異なりますが、一般的には30〜45分ほどのケースが多くなっています。
・カクレクマノミ:映画「ファインディング・ニモ」で有名なクマノミ。この魚は体が小さいため、身を守るために毒を持つイソギンチャクの中によく生息しています。イソギンチャクの掃除をクマノミがするという形で共存しています。
・アネモネフィッシュ:カクレクマノミととても見た目が似ていますが実はクマノミ属とは違う別の種類の生き物です。一見よく似ているように見えますが、よく見るとカクレクマノミより暗いのが特徴です。
・ミナミハコフグ:小さくてカラフルな可愛らしいフグの仲間です。派手な見た目をしているので小さくても見つけやすいのですが、すぐに逃げていってしまうというのがこの魚の特徴です。
・ツバメウオ:一匹自体の大きさは他の魚と比べて大きいのですが、この魚は群れで行動をするのが特徴的です。アイランドホッピングで訪れるエリアの海に多く生息していますので海中でツバメウオの群れに出会えるかもしれません。
これらの他にもセブの海に生息するたくさんの種類の熱帯魚や生き物を間近で見ることができ、迫力満点です。
ヒルトゥガン島
ヒルトゥガン島は、マクタン島からボートで約30分のところにある島です。
シュノーケル・ダイビングスポットである海洋保護区に位置しているため、周囲にはとても綺麗で透明度の高いエメラルドグリーンの海が広がっています。
ボートの上からでも海中の魚たちが見えるくらい透き通っています。
泳ぐことが苦手な人でも、その美しい海や海中の生き物たちを見ると海の中に入ってみたくなるかもしれません。
ナルスアン島
ナルスアン島は、マクタン島からボートで約30分〜45分のところにある島です。
他の島と同様にアイランドホッピングの中で1,2位を争うほど人気な島です。
この島の特徴は人が住んでおらず、無人島であるということ。
そのため手付かずの自然が残っており、豊かな風景を楽しむことができます。
また、フォトスポットとして長い桟橋が有名です。エメラルド色の綺麗な海を背景に写真を撮ることができます。
カオハガン島
カオハガン島は、マクタン島からボートで約40分のところにある島です。
この島は約35年前に日本人の方が購入したという歴史があり、島のオーナーは日本人となっています。
おしゃれなカフェや伝統工芸が売られているお店がある点がこの島の特徴です。
カオハガン島を巡るツアーもあり、ヒーリングのアクティビティやこの島の代表的なキルトを使ったワークショップが展開されています。
豊かな自然と共にある暮らしが体験できるというのも他の島とはまた異なる分野の魅力があります。
パンダノン島
パンダノン島は、マクタン島からはやや離れた位置にあり、ボートで約1時間から2時間かかります。
フィリピンにある離島の中でも人気の高い観光スポットの一つです。
この島は「天国に一番近い島」と呼ばれています。
真っ白な砂浜と綺麗な海から成る絶景のビーチが天国に一番近い島と呼ばれる所以となっています。
アイランドホッピングツアーでは、ここでBBQランチが含まれているケースが一般的です。
天国のようなロケーションで楽しむBBQはまさに至福そのもの。
最高のバケーションになること間違いなしです。
食事を楽しんだあとは手つかずのビーチでゆっくりと流れる時間を満喫したり、友達や家族と思い出の写真を撮ったり、はたまたツアー会社の方からのリアルなセブのお話や情報を聞くこともできます!
パンダノン島はフィリピンの観光における宣伝や広報などにもよく掲載されるスポットの1つです。
申込方法・費用・持ち物
申込方法
アイランドホッピングツアーの申込方法は多岐に渡っており、語学学校での広告チラシやポスター、各種SNSからの申込、知人からの紹介などさまざまな種類があります。
また、ツアー会社としてサービスを展開されているところもあれば個人でサービスの手配をされている人もいますので、下調べをした上で参加されることをおすすめします。
また、日本人スタッフ不在のフィリピン人スタッフだけで運営をしているツアーも中にはありますが、保証面がきちんと整備されていない可能性があるため、日本人スタッフが運営されているツアーを選択されることをおすすめします。
費用
費用はアイランドホッピングの行き先となる島やオプションの有無によって値段が大きく異なりますが、3,500〜6,500Phpが相場となっていることが多いです。
体験ダイビングのオプション無しの場合は3,500〜4,500Php、体験ダイビングのオプション有りの場合は4,500〜5,500Phpとなっていることが一般的です。
また、お支払い方法に関してはクレジットカード、現金ともに使用できるところもありますが、クレジットカード払いに対応していないところもあるため現金で用意をしていくことをおすすめします。
持ち物
- アイランドホッピング参加費用
- リゾート施設使用料:350ペソ前後(ツアーによるため要確認)
- 水着
- タオル
- 日焼け止め
- サンダル
- 着替え
- 貴重品を収納できる小さなバック
ツアー費用に含まれるもの
- シュノーケル用具全般
- ボート乗船代
- ランチ BBQ
- 滞在先までの送迎(ツアー及び滞在先のエリアによるため要確認)
基本的にシュノーケルやダイビングに使うアイテムやランチの料金はツアーの参加費用に含まれていますが、詳細部分に関してはツアー会社によって規定が異なるため、申込時にしっかりと料金とサービス内容を確認しておくことが大切です。
まとめ
アイランドホッピング当日は一日中とても楽しい気分で過ごすことができ、友人や家族と笑っている瞬間が自ずと増える、そんなアクティビティです。
何気ないシーンや瞬間から普段とは異なる、お互い知らない一面が垣間見えたりするのではないでしょうか!?
きっと日本ではなかなか味わうことのできない非日常的体験を味わうことができます。
また、セブで留学をされた際に海を好きになってセブの海を訪れるためにリピートでセブ旅行に来られる方も多くおられます。
フィリピン・セブで留学をされる際は休日等を使ってぜひアイランドホッピングに挑戦してみてください!